多重債務の相談、過去最多(2007年度)
消費生活センターによると、多重債務者による過払い金の返還請求、自己破産など債務整理に関する相談が2007年度3年連続で増加し、2004年度から約1.5倍となる過去最多の約8万7千件以上に上った事が分かりました。
相談者の内訳でいうと6割以上が給料所得者で、具体的には・・・
「夫が消費者金融数社から長年融資を受けており、過払い金があるようだ。取り戻すにはどうしたらよいか」
「5、6社に総額300万円の借金がある。失業して支払えないので自己破産したい」
など・・・
また無許可のまま違法金利で貸す「ヤミ金融」の被害も減っていないようで、利息制限法の上限金利(借入額に応じ年15〜20%)を超える「グレーゾーン金利」分が過払い金で、さかのぼって返還を求めることができるにもかかわらず返済し続けている人も少なくないようです。
多重債務者救済に取り組む宇都宮健児弁護士は「相談件数は実際に悩んでいる人の数と比べるとまだまだ少ない。この問題は貧困や格差社会と結びついている。生活資金を支援するセーフティーネット(安全網)の拡充を急ぐべきだ」と話しています。
[平成20年5月9日・asahi.comより一部引用]
自己破産件数自体は平成15(2003)年をピークに年々、減少傾向にありますが、相談件数は年々、増加傾向にあるという、なんとも矛盾した?結果となっていますね。
いずれにしても自己破産について相談したくてもどこに相談すれば分からない方も多いと思いますので、まずは消費生活センターなどに相談してみる事も良いかもしれません。
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